2018.05.10 2020.02.10

無指向性は精神と時の部屋 AURA PLUS

僕の買い物は主に制作環境に関係する買い物が多いです。他には、服、スニーカー、文房具、リュック、スヌーピーグッズなども多いです…

このブログでは制作関係の記事を書くこともあるので、制作環境を改善できた買って良かったモノを紹介したいと思います。

音が必要なのに集中できない

僕にとって制作する上で必要不可欠なもの、それは音です。無音ではどうしても集中できません。いつも何かしらの音を流しながら作業をしています。音楽を流す時もあれば、ラジオ流す時もあります。よく聴くラジオは「有吉弘行のサンデーナイトドリーマー」です。何回も聞いた放送内容でも垂れ流しでひたすら聴き続けられます。最高に面白いです。

この音を聴くことには一つ問題があって、ある日から音源が気になるようになりました。デスクトップPCのスピーカーだからかなと思い、まずJBLのPC用のスピーカーを購入しました。

音質が良くてお値段も手頃で、ボリュームを調整するのにロータリーをぐるぐる回す操作感もよかったです。USB接続で給電もしてくれるので、本当に良いスピーカーでした。ただ、このスピーカーを導入したおかげで気づいたのですが、集中できない原因は「音源が近い」ということが発覚しました。音の発信源が目の前で、こっちに向かって音が出ていることが気になって知らないうちにストレスになっているようでした。

そう言う経緯からこの問題を解決できるスピーカーはないかと探している時に見つけたのが、ハーマンカードンのAURAシリーズでした。

良いところ

このスピーカーの良いところ、まずかっこいい。僕が買ったのはもう生産終了してしまったAURA PLUSです。

場所を選ばないデザインとはまさしくこのスピーカーのこと。存在感があって大きく見えますが、A4サイズくらいのスペースで収まります。初めて音を流した時は無指向性ということに感動しました。10畳ほどの部屋で作業しているのですが、音がどこから出ているのかわからないと言うことがとても気持ち良く感じました。これは本当にびっくりしました。

AURA PLUSには接続方法がいくつかあります。

  • Bluetooth
  • 光デジタル入力
  • 3.5mmステレオミニ
  • Wifi AirPlay

以上の方法から再生が可能で、Wifiを接続しているとアプリから音量やウーファーの調整ができDLNAにも対応しているので音楽を再生・停止させることも可能です。ワイヤレスの操作感を覚えてしまうともう戻れません。MacでAirPlayからBluetoothに出力を切り替えると、自動でモードを切り替えてくれるのも便利です。

良くないところ

本体の操作はタッチパネルなのですが、はっきりいって使いにくいです。ほぼ使うことはありません。Wifi経由で出力するAirPlayは遅延します。これはこのスピーカーが悪いわけではなくそういうもののようですが気になります。iTunesなどで音楽だけを聴くのなら問題ありませんが、映像では気になると思います。僕の環境では0.5秒くらいだと思いますが口元と音声がずれていると気になります。

なので基本的には、Bluetooth接続で使用しています。

Wifiの設定がややわかりにくいです。

  1. PCをAURAとWifiで接続
  2. 192.168.1.1 でAURAの設定画面へ
  3. Choose Your NetworkでSSID/パスワードを入力
  4. Save

設定画面

設定画面は全て英語なので、慣れるまではわかりにくいです。なんども設定するものでもないので、慣れることもあまりないと思いますが。

あと、真ん中の筒状の部分は穴が空いているので、埃が入ります。そして掃除はできません。僕はひたすらエアダスターで吹き飛ばしています。

おわりに

おすすめアイテムなのにデメリットの方が多いというなんとも不思議なことになっていますが、それを含めても心から買って良かったと思えるスピーカーです。スピーカーとして音質の点だけで考えると、コスパはよくはないと思いますが、類を見ないデザイン性、部屋のどこにいてもすっと入ってくる無指向性の音は十分満足させてくれます。

使用頻度の高いものほど満足のいくものを買うと心に決めています。当時はONKYOのシステムも持っていたので、買うまでに結構悩んだのですがこのスピーカーは購入して正解でした。今はAURAに新しい機種が出ていてしかも安くなっています。すごく気になっています。