2018.08.06 2020.02.10

楽天市場 テキスト要素カウントツールがリリース

楽天市場でスマホページの説明で縦レイアウトのテーブル表示の記事でも紹介しましたが、楽天市場の商品画像登録ガイドラインが必須化になりました。これに伴いテキストの占有率を診断してくれるツールが追加されていたので、ご紹介します。

テキスト要素カウントツール

実際に使ってみました

サムネイルになる商品画像(1)の商品画像は、テキスト要素が20%以内に収めないといけません。試しに1つ利用してみました。0%になっていますが、実際はテキストが17%でした。自動で診断してくれるのではなくマス目が表示されるので、自分でテキスト部分のマスを埋めて占有率を調べるといった感じです。

絶妙にアナログ感がありますが、単純でわかりやすくていいツールだと思いました。

場所

商品個別更新ページの商品画像(1)に追加されていました。あまり目立たないので気づかない人も多そうです。精密な診断ではないので参考程度のツールになりそうですが、10月以降に検索順位が著しく落ちたりするようであればテキストの占有率が多かったり何かのガイドラインに引っかかっているのかもしれません。

遵守事項

必須ガイドライン

商品画像のガイドラインで必須化になるのは以下の要素です。

  • 商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は約20%以下を必須
  • 枠線なしの商品画像を必須
  • 商品画像の背景は、写真背景 or 単色白ベタ塗り

検索結果の上位に表示されるようなお店は、テキストや枠が多かったり商品以外の要素が多いことが多いのでかなりの修正が必要になりそうですね。また、メーカーからもらった商品画像の背景にデジタル素材が使われている場合なんかも苦労しそうです。

おわりに

今回必須化にされたガイドラインですが、もともと減点対象ではなかっただけでガイドラインには記載されていたものです。この先新しい商品を登録したり、サイトページを制作・修正するのであれば、改めてガイドラインのルールに沿った制作をしたほうがいいかもしれません。

楽天は自社倉庫・配送サービスなども始めるようなので、ますますamazonのような自社だけで完結できるシステムになっていくと思われます。商品も楽天の倉庫に納品、受注あれば自動で配送までしてくれるという流れになっていくのではないかなと思います。

減点対象ではなくてもガイドラインはないがしろにしないようにして、新しい流れや情報をしっかりキャッチして対応していかないとですね。