2019.09.16

Beats Studio Wireless イヤーパッド交換

早速タイトルとは関係ない話で恐縮ですが、先日BeatsXがお亡くなりになられました。

Appleで発売前に予約して購入したもので、いつでも一緒にいた相棒のような存在だったので寂しいです。

ネットで調べるてみるとよくある症状のようで、電源を入れようとすると白の点滅を3回するだけでなんにもできない状態です。

再起動や初期化をしても白の点滅を3回繰り返すだけです。悲しい。

これが不思議なのですが、そんなジャンク状態でもメルカリで調べると取引されてたりします。アクセサリーで使うのかな?

と言うわけで、BeatsXの引退によってずっとケースの中で眠っていたBeatsのヘッドフォン「Studio Wireless」がもう一度レギュラーに復帰する運びになりました。

そして寝かせている間にイヤーパッド劣化してがモロモロになっていたので、イヤーパッドを交換作業の一部始終を書き留めることになったわけです。

イヤーパッドがモロモロ

久しぶりに見たヘッドフォンは、見るも無残な姿になってしまっていました。

イヤーパッドがモロモロです。

触るだけでイヤーパッドの表面の素材が剥がれてしまい、黒いカスがファサファサと散ってしまいます。

全然使ってないし、イヤーパッド以外はとても綺麗な状態です。

最近メルカリ断捨離にハマっていてこいつもう売ってしまおうという考えも頭をよぎったのですが、BeatsXを失ったばかりの僕に寂しい決断はできませんでした。

Beats(現在はApple)はイヤーパッドの交換/修理をしてないようなので、自分でイヤーパッドを交換することにしました。

Amazonで購入 ¥1,720

Amazonで調べてみると割と安いことがわかったので早速注文しました。

だいたい1700~4000円くらいの間でした。

画像からではどれがいいのかわからなかったので信頼できそうなレビューを探して比較的安めのイヤーパッドを購入することにしました。

ヘッドフォン本体の色が黒なのでイヤーパッドも黒を買いましたが、いろんな色や柄物なんかもあったので気軽に交換できるなら柄物もアリかなって思いました。

商品到着!

梱包こそは簡易なパッケージでしたが、実物との差は見た感じ全然わかりません。

純正だよ!って言われても信じそうな期待以上の質感だったのでびっくりしました。

両面テープは安心と信頼の3Mでした。

僕は3Mに絶大な信頼をおいています。

大事なところにはきちんとしたメーカーのものを使っていることに感激し、この時点でモチベーションは最高潮になっていました!

写真と文章で記載されたわかりやすいユーザマニュアル付き。

実際の作業は剥がして貼るだけなので、いらないっちゃいらないのですがかなりユーザフレンドリーな商品だなと思いました。

交換作業

早速作業開始します。

ユーザマニュアルにはクレジットカードでと書いていましたが、強度が足りなくて剥がしにくかったので僕はマイナスドライバーで作業することを推奨します。

まずは僕がやってしまった失敗例から説明します。

最初どこから剥がすかわからなくてイヤーパッドのクッション部分だけ剥がしたのですが、これが間違いでした。

本体側にイヤーパッドの板のようなものが残ってしまっています。

画像のようにヘッドフォンの音響部のクッションが残っていたら失敗です。板ごと全部剥がしましょう。

イヤーパッドと本体の隙間に溝のようなものがあるので、この隙間にマイナスドライバーを差し込んで両面テープごと剥がしてしまいます。

純正のイヤーパッドも両面テープで貼られているだけでした。

これが正解例です。イヤーパッドは全部綺麗にはがせます。

両面テープの粘着などが残っていたら、新しいイヤーパッドを貼り付ける際に邪魔になるのできれいに掃除します。

テープやシールなどの粘着部分は、ZIPPOのオイルで拭き取るのがオススメです。

きれいに粘着部分を除去することができます。

これで除去作業はほぼ完成、きれいになったら新しいイヤーパッドを貼り付けるだけです。

イヤーパッドの縫い目が下に向くように上下に気をつけて本体に貼り付けていきます。

これをもう片方も繰り返せば完成です。

思っていた以上に簡単で作業時間も10分ほどで終わりました。

これなら気軽に違う色や柄物に交換できるなと思いました。

かなりいい!

右側が今回新しく交換したイヤーパッドで左がモロモロになってしまっている純正の古いイヤーパッドです。

モロモロの純正よりきれいで質感も遜色ありません。

純正以外のものってあまり好きではないのですが、今回の社外製品へのイヤーパッドの交換はかなり気に入っています。

モロモロになってしまってヘッドフォンが生き返ってとても嬉しいですし、自分で交換したヘッドフォンには以前よりも愛着が増し増しです。

おわりに

メーカーが修理交換を行なっていないので、自分で交換するしか選択肢がありません。

探せば交換してくれるところもあるのかもしれませんが、このくらいの作業なら自分でやってしまった方がいいと思います。

両面テープを剥がして、イヤーパッドを貼るだけの簡単な作業です。

壊してしまう可能性もそんなに高くないと思います。

どうせ交換するなら本革のイヤーパッドを探そうかなとも思ったのですが、ヘッドフォンて割と蒸れて汗をかいたりするので衛生的にどうかなと思ってやめました。

手軽に交換できることがわかったので、今後も自分で交換してできるだけ長く綺麗にヘッドフォンと付き合っていきたいなと思います。

あとはAppleさんが壊れにくい改良されたBeatsXを出してくれたらいいなー。