今までなんとなくデスクトップ版のLightroom Classicしか使ってなかったんですが、改めて考え直したところ新しいLightroomに移行した方がいいんじゃないか思い直し環境を移行してみました。
Lightroom Classicで管理していた画像ファイルをクラウドストレージに移行した過程を備忘録として残しておこうと思います。
Contents
環境
- Mcabook Pro 2016 macOS 10.15.3 (最新)
- Adobe Lightroom
- Lightroom Classic
アプリの環境は全て最新です。
今までデスクトップ版を使ってきた理由としてデスクトップ版とCC版で同期できないと思っていました。
どうやらそんなことはなくてLightroomと同期することでClassicの方でもデータが全て同期されてクラウドに保存できるようです。
クラウドストレージの容量も100GBしかなくて、少ないなーなんて思っていましたが、自分の写真データの容量を確認しなおしたら70GB程度しかなかったので容量も問題なし。
今まで細かく確認していなかっただけで、僕の場合はLightroomで全く問題なかったのです。
こういう人におすすめ
- 画像データが100GB以下の人
- iPadなどタブレットでも画像を扱う人
- 外でブログを書く人
- Lightroomを気軽に使いたい人
個人的には新しいLightgroomの方がUIも今っぽくて使いやすいなと思いました。
アルバム分けとかも直感的でわかりやすいのでデータの管理もしやすくなりました。
移行までの流れ
- Classic > カタログの最適化
- Lightroomへカタログの移行
- Classicで同期を開始
- 同期完了
Lightgroom Classic (デスクトップ版)での準備

ファイル > カタログの最適化を実行します。
デスクトップ版の方での作業はいったん終了です。移行する前にアプリを終了しておきます。
Lightroomでカタログの同期

Lightroomの方でカタログを読み込みます。
ファイル > Lightroom Classic カタログを移行 を実行します。





ダダダっと画像のような流れで作業を進めました。特に問題もなくスムーズに終了しました。
408アセットが移行されませんでしたとエラーが表示されていますが、これは移行前に削除した画像データなので問題ありません。
心当たりがないのに上記のエラー表示が出た場合は、保存先のファイルのパスが変わってしまっている可能性があるのでClassicの方で保存先のパスを合わせる必要があります。
ClassicでLightroomと同期オプションをチェック

左上のユーザー名をクリックするとLightroomと同期することができます。

同期が開始されたところです。

同期が完了し、さらに追加された120枚の画像を同期し始めたところです。

Lightroom Classic 環境設定 > lightroom 同期
こちらで同期の設定などを確認することができます。
LightroomとLightroom Classicの同期はこれで以上です。
移行してよかったこと
- Lightroomが使いやすい
- アルバム管理がしやすい
- iPadでも作業できるの最高
- 同期が早いからラグなくPCで作業できる
- iPhoneで撮っても同期が面倒じゃない
- 動作が軽い
- Photoshopとの連携も最高
とにかく移行してよかったです。最高です!
Classicの方もデータを同期するように設定していますが、この先Classicを開くことはないのではと思います。
Classicはとにかくデータの管理がしにくかったんですよね。動作ももっさりしているし機能も分かりにくいし、UIもちょっとレガシーなデザイン。
ちなみにLightroomから画像をphotoshopで編集すると、ファイルのバージョン管理のようなことができます。たぶんClassicでもできたと思いますがわかりやすいです。これはまた後日記事にしようと思います。
とにかくいいことだらけで、ほぼバックアップ程度にしか使ってなかったLightroomが垢抜けた印象で使いやすさが半端ないです。
おわりに
Classicはとにかく使いにくかったイメージがあります。ただの勉強不足かもしれませんが、管理の仕方がわかりづらく全然使いこなせませんでした。
新しいLightrtoomの使い方はなんとなく、iPhoneの写真アプリに似ているような印象です。直感的で使いやすい。
自動調整も使いやすいしデフォルトでフィルターもついて移行も簡単でLightgroomのモチベーションがかなりあがりました。
デスクトップでレタッチしてカフェでipadで書き出したり、iPhoneから友達に送ったりとLightroomがより身近になりました。
あと、モニターでレタッチするのとiPadでレタッチするのでは少し仕上がりイメージや見え方が違う気がしていたので、画像がどちらの方がメインで表示されやすいかによってレタッチする場所を変えたりしています。
そういったことも気軽にできるようになったのはありがたいです。